企業力Benchmarkerは、4万件以上の財務データ(※)を解析し
した財務分析の検索ポータルサイトです。10年の長期分析が可能。
※財務データはBS/PL/CF計算書の一部/従業員数など。国内の上場企業・非上場企業で有価証券報告書を金融庁に提出している会社が対象です。
企業力Benchmarkerの面白いところは、オプション検索ですね。
経営コンサルをするなかでクライアントへのアドバイスに、ここで調べた企業事例を添えて説明するととてもすんなり受け入れてもららえます。懐刀のような存在ですので、あまり大きな声でおススメするのも勿体なく感じてしまいますが・・・。
例えば売上高総利益率の改善よりも増収に意欲のある社長さんに、「同業他社で売上高総利益率を大切にする会社・おろそかにする会社で過去にこんな差がでましたよ」といった話ができます。経営層にとって耳の痛い話ほど、「他社の失敗」が刺さるものです。
オプション検索でいうと業種を指定したうえで、「任意の期」で5年前を設定し、「売上高総利益率 〇%以上 ×%以下」で検索。その後の5年の各社のその後の成長・衰退をたどることができます。
私は個別株で資産運用を長らくしてきました。
正直なところ、自分なりの分析手法や取り扱いたい業種にもこだわりがあるため、
「企業力総合評価」で答え合わせをしているという使い方をしています。
統計を使った客観的なエビデンスのある指標ですので、自分の判断に誤りがないかをみておくと安心です。
7割は感覚とあっていて「よし!」という感じですが、3割は少しズレがあったりするので、
企業力Benchmarkerで悪い評価となっている項目を精査して視野を広げています。
あとは、自分では10年前まで総合的に評価することはできないので、
検討している銘柄が「高い点数で安定」または「上昇トレンド」にあるかどうかは必ず確認しています。
事業会社の経営企画部に所属しています。
もともと営業畑だったため財務分析にはあまり自信がないにもかかわらず、今すぐに実務で使うのでどうしようかと困っていました。そこで、個人でではありますが企業力Benchmarkerを契約してみました。
企業別に解説をしてくれていることで、読み物として分析を読みながら財務分析に慣れていくことができる点を気に入っています。
まだまだ部分的な使用に留まっている気はしますが、わからないところは「用語解説」「解説記事」「企業別解説動画」などでどんどん知識を補うことができる点も助かっています。
Excelでの指標やグラフのダウンロードも可能なので、今後は自分でも分析を深めたいと思います。